3月2日(木)。
みんなが楽しみにしていた裏山登り当日。残念なことに雨が降ってしまいました。
でも、その代わり、この日は東山動植物園の自然動物館へ行ってきました。
夜行性の動物やは虫類、両生類が沢山いました。
子どもたちは、「あっ!ワニ!!かっこいい?」「カメさんがエサ食べてるよ!」
「カエルが泳ぐとかわいいね?。」など、先生やともだちといろんな話をしながら楽しめました。



さてさて、3月7日(火)。
ついについに待ちに待った裏山登り!!
天気は・・・? うん!少し寒いけど大丈夫。
「裏山には、細い道やでこぼこ道、危険なところがたくさんあります!気をつけていきましょう!!」
はい!!子どもたちは、ドキドキ・ワクワクが止まりません。さぁ、出発です!!!
年少・黄組は、東山テニスセンターの方までバスに乗せてもらい、ユーカリの林を出発して山の中を歩き、幼稚園に戻るコースです。
コアラのご飯であるユーカリを眺め、あとはひたすら山の中を歩きます。

「葉っぱがいっぱい!」「どんぐりが落ちてる!!」幼稚園で見つけるどんぐりとは、形の違うものがたくさんありました。



最後まで、みんな頑張って歩くことができましたよ♪

年中・赤組は、幼稚園の裏側から山に入り、まずはユーカリの林を目指します!


途中、険しい坂を登りましたが、励ましあいながら全員登れました。

「あっ!つぼみが出てるね。」歩きながら春を見つけることもできました。
ユーカリの林では、たくさんのユーカリの木にびっくり!!
「これをコアラが食べるんだねぇ。」と、あまりのユーカリの多さに圧倒されていました。

次に向かったのは『おたま池』。『おたま池』は、大きな水たまりのように見えますが、湧き水なのでとてもきれいに澄んでいます。
春になったら、ザリガニやおたまじゃくしなど、いろいろな生きものが生まれるのかな・・・

年長・青組は、赤組と同じところから山に入ります。「えー!ここが裏山の入口?!」
まさか、普段通ってる道沿いから裏山に入れるとは・・・思いもしませんでしたよね!

まずは、ユーカリの林へ。「すごい!!コアラはたくさん食べるんだなぁ。」驚く子どもたち。

さてさて、次は『人間地獄』と名づけられた場所へと登っていきます。

「人間地獄ってなにーーーー????」見ると、すり鉢状のちょっとした崖があります。
崖をのぞいてみると、おおきな横穴がありました。「誰かの基地みたい!!」


ここからは、森が下に見えるので、子どもたちは思わず「やっほーーーー!!」
さすがに山彦は聞こえませんでしたが、みんな嬉しそうでした。

人間地獄をもう少し登ったところに、見晴らしのいい場所がありました。
ここから下を見ると、北大坪からテレビ塔の方に向かう道路が通っています。
結構な高さに、子どもたちも大興奮!!
道路の向こう側には、分断された山が見えました。
「以前、道路ができるまで、ここの山と向こうの山はつながっていて、いろんな動物が行き来したり、水が流れたりしていたんですよ!」先生の話を子どもたちも聞き入っていました。
残されたこの自然を大切にしていきたいですね。

山を下り、最後に『おたま池』へ。
この辺りは、いたるところに湧き水があります。
どこから湧いてくるんでしょう。不思議ですね。。。


今回の裏山探検。よくがんばりましたー!
幼稚園の裏山『うるおいの森』について
「うるおいの森」は、東山の森の南部地区に位置します。東山の森全体のうち、動植物園区域を除く区域を対象として森づくりが計画されており、市民との協働による雑木林や湿地の保全・再生活動や環境学習・体験学習等が実施されています。特に「うるおいの森」では、かつての天白渓の豊かな自然を目指し、起伏に富んだ地形を生かしながら、散策や自然観察の場として雑木林を保全するとともに、市内では貴重となった湿地や湧水池を再生しています。